おかいさんと梅干し
【和歌山県郷土料理】和歌山では稲作が中心でしたが、貴重な米を節約して食べていたといわれます。
また、梅干しを食べる習慣が広がるにつれて紀州の梅干しは「田辺印(たなべじるし)」として、特に評判を呼びました。
特定原材料8品目除去
材料(1人分)
- 学校給食用カルシウム米(1g)
- 精白米(35g)
- ほうじ茶(1g)
- 水(250g)
- 梅干し(10g)
つくり方
①精白米は洗米する。
②ほうじ茶は五分の一くらいを別にとっておく。
③ほうじ茶が沸とうしているところに、洗った精白米とカルシウム米を入れて、さっと混ぜる。
④中火から強火で、15分くらいふたをしないで炊く。
⑤精白米に芯がなくなったら、火を止めさっとかきまぜて2~3分蒸らす。
⑥②で別にしておいたほうじ茶を加えてさっと混ぜる。
⑦器に盛り、梅干しをのせる。
SN栄養士ひとくちメモ
おかいさんとは、和歌山・奈良・三重の伊賀で昔から食べられている「茶粥」のことで、「おかいさん」の愛称で親しまれています。もともとおかいさんは食糧難の時代に少ないお米でもお腹を満たせるように、また胃腸の調子を整えるために食べられていたと言われています。
献立栄養価
-
エネルギー( kcal )
126
-
たんぱく質( g )
2.3
-
脂質( g )
0.4
-
ナトリウム( mg )
723
-
カルシウム( mg )
67
-
鉄( mg )
0.4
-
マグネシウム( mg )
10
-
亜鉛( mg )
0.5
-
ビタミンA( μgRE )
0
-
ビタミンB1( mg )
0.03
-
ビタミンB2( mg )
0.06
-
ビタミンC( mg )
0
-
食物繊維( g )
0.5
-
食塩相当量( g )
1.8