うったち汁
【佐賀県郷土料理】
食物繊維
材料(1人分)
- 乾燥しいたけスライス(1g)
- 豚ばら(7g)(鯨の脂身がない場合は豚ばらにて代用)
- 中力粉(14g)
- 食塩(0.1g)
- 水(10g)
- たまねぎ(千切り)(15g)
- さといも(1cmいちょう切り)(13g)
- ごぼう(ささがき)(10g)
- にんじん(1cmいちょう切り)(6g)
- 葉ねぎ(小口切り)(3g)
- かつおだし汁(130g)
- サラダ油(0.8g)
- 食塩(0.06g)
- しょうゆ(4.5g)
- 清酒(1.2g)
つくり方
①下準備をする。
・乾燥しいたけは洗って水で戻し、戻した汁は出汁として使う。
・さといもはゆでて、ぬめりをとる。
・ごぼうはささがきにして水にさらす。
②中力粉、食塩、水を合わせ、耳たぶの固さにする。
③サラダ油でごぼう、にんじん、たまねぎを炒め、豚肉、さといも、しいたけを入れ出汁で煮る。
④アクをとりながら、弱火で煮る。
⑤材料に火が通ったら、調味料を入れ②をちぎり、食べやすい大きさに伸ばしいれる。
⑥最後に葉ねぎを散らす。
SN栄養士ひとくちメモ
「うったち」とは塩田の方言で「旅立ち」という意味です。
平安時代の女流歌人「和泉式部」が塩田から都へ旅立つ日、養父母が、旅の安全と幸せを念じてもてなした郷土料理です。いまでも塩田では就職や結婚で家を出る子どもにこの料理を食べさせる習慣が残っています。「うったち汁」には、通常鯨の脂身がよく使われますが、鯨がなかなか手に入りにくいため、給食では豚肉が使用されます。
平安時代の女流歌人「和泉式部」が塩田から都へ旅立つ日、養父母が、旅の安全と幸せを念じてもてなした郷土料理です。いまでも塩田では就職や結婚で家を出る子どもにこの料理を食べさせる習慣が残っています。「うったち汁」には、通常鯨の脂身がよく使われますが、鯨がなかなか手に入りにくいため、給食では豚肉が使用されます。
献立栄養価
-
エネルギー( kcal )
112
-
たんぱく質( g )
3.9
-
脂質( g )
3.9
-
ナトリウム( mg )
364
-
カルシウム( mg )
19
-
鉄( mg )
0.4
-
マグネシウム( mg )
22
-
亜鉛( mg )
0.4
-
ビタミンA( μgRE )
48
-
ビタミンB1( mg )
0.08
-
ビタミンB2( mg )
0.06
-
ビタミンC( mg )
4
-
食物繊維( g )
2.2
-
食塩相当量( g )
1.0